なにかのまねごと

A Journey Through Imitation and Expression

2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

素人が絵を20年以上描いてきて

私は絵の素人である。金銭を得て絵を描いている人間ではない、という意味だ。ただ、絵を描くという趣味は結構長く続けていて、もうかれこれ20年以上になる。小学校中学年の頃からの付き合いだ。 そんな中で得たものや考えたものについて書き記したいが、とり…

自画自賛、文字通り

絵を描いている時は、文字通り自画自賛しながら描いているわけです。 自画自賛に至る前は、なんか違う、なんか違うと思いながらあっちこっちに行ったり来たりしているわけですが、この先に進んでいい、と決まったらほぼ一直線、そして上手くいったらこの上な…

だいたいいつも

自分の絵を振り返ってみると、だいたいいつも、より新しいものの方が気に入っていたりする。 それはとても良い傾向だと思っている。 というわけで(?)、細々とやっているイラストサイトを更新しました。ご覧になっていただければ幸いです。 >yoshinami8th…

愚かな人間の矜持は天才の足を引っ張ることでしかない話

人が賢いとか愚かとか、そういうことを断じる文言には反発を感じてしまう。 それは、人は人の全てを見ることができないことを忘れた言葉だからだ。 私は、一見愚かに見える人でも、私には見えないところにその人の尊厳が隠れていることを信じている。 もちろ…

壊滅的につまらなかった中学英語

togetter.com を読んで、中学時代の英語の授業のことを思い出した。 うちの中学は割と荒れている公立で、授業も崩壊気味だった。先生が荒れている生徒の指導に行ったっきり、授業が始まっても帰ってこなくて予告もなく自習になることはざらにあった。 そうし…

時間は絶望より強い

「神がいないこの世で、奇跡など決して起こらない。だが奇跡が起こらないことなど絶望ではない。奇跡の不備を、誰もが知っているというのに、それでも生きていなければならない。それが絶望だ」−−ライアン・キルマークド(我が絶望つつめ緑) 希望がない世界…

私たちが守るべき約束と正しさを求めることについて

他人に正しさを求める生き方は辛い。 他人は自分ではないので同じことを正しいと思わないかもしれないからだ。 けれども、辛いからといって何もしないことがかならずしも賢いとは言えない。 自分の身の回りで自分の考える正しさが行われないことそのものが辛…

絶対に正しいことに従うのが無敵だと思っていた

昔、絶対に正しいことに興味があった。絶対に正しいことを見つけてそれに従って生きていれば、何も怖いことはないと思っていた。そうした生き方は無敵であり、きっと、とても楽になれると信じていた。 だって、絶対に正しいってすごいよ。自分さえ間違えなけ…

予想以上にピカチュウになってしまったので

【オリジナル】「猫娘。」イラスト/禎波ハヅキ(KZE) [pixiv] すごく今更ですが、pixiv連携を試してみました。 せっかくブログに載せるのだから、この絵についての話を少し。 まず、セーターの色に悩みました。そして、茶トラネコにしようと考えたときにこの…

トランプ氏が勝ったことについての嫌な予感について

アメリカの大統領選でトランプ氏が勝利した。このことについて、以前から『トランプ氏が勝ったら嫌だな』と思っていた。そう、嫌だと思っていたのだ。アメリカのことは私には何の関係もないのに。いや、本当は本気で何の関係もないとは思っていない。主に経…