なにかのまねごと

A Journey Through Imitation and Expression

政治とかの話は「ムカつく」

 SNSなどで政治とかの話をしたくない人は一定数いる。かく云う私もそのひとりであった。なぜかというと、嫌悪感が先に立つのだ。

 でも、そこで感情を受け止めつつもなぜ嫌悪感を覚えるのか分析していきたい。

 嫌悪感を覚えるのはなぜ?と考えた時、自分の中で一番しっくり来る答えが「ムカつくから」だった。政治の話には、ムカつく。だけども本当はムカつきたくない。なるべく見たくないと思う。だから嫌悪する。そういう順番のように思うのだ。

 続けて、政治の話にムカつく理由を考えたい。

 政治について話をする時、きっと頭の中には「こんな社会だったらいい」という理想があるのではないだろうか?

 その理想を誰かと共有して、一緒に叶えていく。それが政治的活動の基本だと私は思う。

 けれども、その理想が誰とでも共有できるとは限らない。自分が嫌うところを理想として語る人もいる。

 これだけでも政治の話がムカつく理由になるけれど、もう一つ大切なことがある。

 理想とは個人の体験から生まれるものだ。だからこそ、その理想はとても大切なものであり、誰かに批判されたり自分の理想と正反対の意見を見たりするとムカつく。

 政治の話はムカつくから見たくない。嫌悪する。その心の働きはとてもよくわかる。

 しかしながら、そこでムカつくからと立ち止まり、目に入れないだけでいいのだろうか?

 ムカついているということは、怒っているということだ。政治の話は怒りたくなるほど大切なことなのだ。

 その怒りをなかったことにしてやり過ごし、好きな話だけをするSNSの活用方法はあるだろう。

 けれども、自分はそうするにしても怒っている人まで止めてはいけない。怒りをなかったことにして大切なものを守ろうとする人がいる一方で、怒り語ることで大切なものを守ろうと決心した人がいるというだけの話なのだから。