ドラクエ8が発売されてから早一年。日本よりもだいぶ遅れて、先日ようやく北米版のドラクエ8が発売になったようだ。
北米版のタイトルはDragon Quest VIII Journey of the Cursed King。日本版とはサブタイトルが変わっている。これは一見トロデのことのようだが、エンディング後まで考えるとなかなかにやりとさせられるサブタイトルである。
今回のドラクエ8は様々な点から、ドラクエの海外進出に力を入れるスクエニ側の姿勢を見て取れる。まずは今までとは違ってキリスト十字が一切出てこないこと、次にようやく商標問題が解決して北米でも正式にDragon Questを名乗ることができるようになったこと、そして既に海外で人気を誇るFFシリーズの最新作であるFF12の体験版が付属していることなど、その情熱は並々ならぬものがある。
そうしたスクエニの期待を背負ったドラクエ8は、北米のユーザにどのように受け入れられているのか、少し調べてみた。どうやら、米アマゾンのレビューやその他のレビューページをざっと見る限り、評判はいいようである。
とりあえず、私が思っていた以上にスクエニが本気でドラクエの海外進出に懸けていたということはよくわかった。ハリウッドで実写映画化が決定されるのも伊達ではない程にドラゴンボールが北米で大人気だと言うこともよくわかった。
しかし何だろう。可笑しみとともに妙な寂しさを感じるのは私だけだろうか?