なにかのまねごと

A Journey Through Imitation and Expression

7 Billion Humans

adventar.org

これはプログラマーにオススメしたいゲーム紹介 Advent Calendar 2018の11日目の記事です。

 

プログラマーにオススメしたいと言うと、7 Billion Humansというゲームが真っ先に思いつきます。

内容はざっくり言ってプログラミングパズルです。

公式サイトはこちら。

tomorrowcorporation.com

日本語版はSteamとNintendo Switchで配信されてます。Steam版はWin、MacLinuxマルチプラットフォーム対応です。お値段は1500円くらい。

インディーズのゲームですが、プログラマなら多分がっつりやり込んで遊べます。

公式サイトだけ見てもあまりよく分からないだろうから、もうちょっと説明します。

このゲームには社員というユニットがいて、片付けるべき仕事があります。なので、社員にプログラムを仕込んで仕事を片付けさせるのです。

面白いのが、社員は複数いるのに使えるプログラムは一つだけ、というところです。全ての社員に同じプログラムを使って彼らを連携させて仕事を片付けさせる必要があります。

難易度はあくまでパズルレベルではあります。問題を解くだけなら。

しかし、このゲームには最短のコードと最速のコードを目指すモードがついてます。

これがなかなか一筋縄ではいきません。

ゲーム内で正解したコードはオンラインで集計されていて、コードの長さやコードの速さの分布図が見れる様にもなってます。

これを見て、こんなに速いコードを書いてる人がいる!?とびっくりするのもまた一興。自分以上に速いコードはないぜ!ってところまでやり込むのもまたアリ。

ちなみにこのゲーム、コーディング自体はビジュアルでやる訳ですが、プログラムの一部分をコピーしてペーストするという機能が付いていないところが残念です。

コピーするならプログラム全部、そしてペーストする先は3つのノートのうちのどれかに限定されているのです。

でも裏技があって、プログラム全体をコピーして一旦ゲームから抜けて、適当なエディタにペーストするとテキスト形式の独自言語(だと思う)のプログラムがペーストされるのです。それを適度に編集してコピーして、ゲーム中に戻ってからペーストを選択するとビジュアルのインターフェースを無視したプログラミングができます。

このゲーム、前述の通り問題を解くだけなら難しくないです。

でも、最短行のコード、最速のコードを目指すとなかなか歯ごたえがあります。

家に帰ってからもプログラミングをして遊びたい!

そんなプログラマさんにオススメのゲームです。