なにかのまねごと

A Journey Through Imitation and Expression

文字を紡いだ航海図

私が文字を紡ぐとき、自分が今いる場所を探す。自分が向いている方角を探す。

止まったままではわからない。文字を紡いで動いて回る。

それは気付き。

紡いだ文字が見せる、私だけの地図。

向かいたい場所に向け、舵を切り直す。

そう、私には行きたい場所がある。

文字は私の帆に吹く風。文字は私の航海士。文字は私の羅針盤

文字を紡いで行く先は、今よりも何かが良いところ。

そうして残った文字が示す、私の船の航海図。